かつて、破産宣告と呼ばれていた決定は、平成16年の破産法改正により、「破産手続き開始決定」という名称に変わりました。
名称が変更されてから随分時間が経ちましたが、今でも、破産手続き開始決定という言葉は知らなくても、破産宣告という言葉は知っているという方が多いと思います。
現在では使われていない言葉ですが、おそらく「破産宣告」と言う方が、みなさまにとって、しっくり来るかもしれません。
破産手続き開始決定(旧破産宣告)までの流れ
破産をするためには、まずはじめに、管轄の地方裁判所に書類を提出し、破産の申立てをします。
そして、破産申立ての要件(支払い不能や債務超過など)を満たしていると判断されると、「破産手続き開始決定(旧破産宣告)」がなされ、これにより、破産手続きが開始されます。
この決定により、法人は解散となり、破産手続きがすべて終わった時点で、法人格が消滅します。
ステップ法律事務所では、裁判所に提出するための書類の作成や収集のサポートも行います。
申立ての準備が整った後は、裁判所への同行もしますので、ご安心ください。